Paraguay vs Japan
Samurai proving stronger than most anticipated-goal.com
Paraguay vs Japan (0 – 0) PEN (5 – 3)
FIFA World Cup Matches Date: 6 29, 2010
Highlights
日本は、お互い初となるBEST8を懸けてパラグアイとの対戦。
パラグアイが攻め、日本が守るという展開だったが、何度か日本にもチャンスがあった。しかし、そのチャンスをつかむことができず、PK戦となり駒野がPKを失敗したことによって日本は敗れた。
日本のW杯はここで終わったが、敗戦の矛先をPKを失敗した駒野に向けるのは違うと思う。
前日本代表監督オシムやイタリアの至宝と言われたR・バッジオも言っている
オシム「PKはしょうがない。PKはサッカーではない」
R・バッジオ「PKを外せるのは、PKを蹴る勇気を持ったものだけだ。」
オシムは代表を率いてた頃、PKになるとロッカールームへ引き上げていくことが多かった。
今大会の日本代表がグループリーグを突破することができると願った人はいただろうが、できると思った人はほとんどいなかっただろう。大会前の親善試合では、結果はおろか内容さえ最悪な状態で、先の見えない真っ暗なトンネルを走っているようだった。期待していた中心選手たちの不調、チーム戦術。おそらく岡田監督本人も悩んでいただろう。
結果的に、どん底にあった日本だったからこそ岡田監督は大きな賭けに出れたのではないだろうか。
チームの中心として君臨していた中村俊輔を外しサイドには松井を起用、アンカーに阿部を配置して失点の多くなった楢崎に替え川島。そしてゴールを決められなくなったストライカーの変わりに本田を1トップで起用。
やるしかなくなった選手たちは試合を重ねるごとにチームイ一丸となっていく姿が見て取れた。
敗れはしたもののこれからの日本代表に少しばかり光が見えた。
初戦のカメルーン戦から神懸かったセーブを続け多くのピンチを救った川島。今大会の活躍が注目を集めて海外移籍?との噂も有るが、これからの4年間で多くの成功と失敗を繰り返してもっと大きく成長してほしい。
日本不動の左サイドバックに成長した小さな巨人長友。
当初から高いフィジカルと激しいアップダウンをこなす体力が注目されていたが、最近では戦術眼にも磨きがかかってきてチームには替えの効かない選手になりつつある。ポジションが世界的に人材不足な左サイドだけに、近々海外へ出て行くだろう。
今大会は残念ながら出番がなく、ベンチを温め続けていた森本。
彼はまだまだのびしろが多く有る選手だけに、短い時間でもグランドに立って、ベンチからでなくグランドから見たW杯を体感し経験してほしかった。次のブラジル大会では日本のエースストライカーとして活躍を期待したい。
見事なFKを決め、なれないポジションでがんばった本田。
彼ももっと大きくなれる選手。いろいろ叩かれたりしたが、どこか何かをやってくれるオーラを感じる。まだまだプレーに波はあるが、中心選手になっていくのは間違いないだろう。
BEST16という形で日本のW杯は幕を閉じ、改めて多くの欠点も浮き彫りになったが大会前の状況を考えると,日本代表が見せたプレーには多く感動させられた。
最後に。選手たちにはよくやった。おつかれさまと言いたい。
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